酵素とは?

酵素を簡単に説明すると「体内に摂りこんだ栄養の消化や吸収を助けてくれるもの」という事になります。
私達が日常的に食べているもの、その中には様々な栄養素が含まれています。
炭水化物やビタミンといったものがそれに当たります。
それらを効果的に消化、吸収する為の働きをするのが酵素というわけです。
その為、別に酵素だけがあれば良い、という事ではなく、きちんとした栄養素はもちろん必要で、その上で酵素が必要という事になります。
食べ物の消化や吸収は胃、腸などで行いますが、それは内臓そのものの働きというわけではありません。
消化や分解という工程は酵素が行っているのです。
なので酵素が無い、もしくは少ないという事は消化不良などに繋がってしまうという事です。
以前は我々の食生活から酵素を摂りいれる事は比較的簡単でした。
生野菜や納豆、漬物といった食事を常日頃から摂っていた日本人は、日常的に酵素を摂りいれ易い環境にあったのです。
しかし、最近では食の欧米化が進み、またファーストフードや簡単な食事が多くなり酵素を摂りいれる事が難しくなってきました。
酵素は熱を加えると効果が無くなってしまうので、こういった食事を摂り続けると酵素不足となってしまうのです。
適切に酵素を摂りいれ、また体内の酵素を出来るだけ無駄遣いしない、というのがとても重要な事だと言えます。